思考整理ログ

思考を整理のためのアウトプットログ

ブログの人気が出始めると書きたいことが書けなくなってくる

私は当ブログとは他に、月間40万PVほどのブログを運営している。2014年から開始して3年経ち、手前味噌だがまあまあ人気のブログに成長した。

わりとニッチなジャンルなのでPVは安定しているし、競合はさほど強くないので質の良いコンテンツを作ればドメインパワーも相まって、すぐに上位表示できる。

それなりに収益も上げていて、一般的なサラリーマンの給料の2倍以上は稼いでくれている。

ソーシャルアカウントも連携して育てていて、フォロワーは3,000人ほどある。

運営方法や収益をアップさせる方法もある程度言語化できているので、これをもとに違うジャンルのブログを立ち上げているところだ。

が、しかし。

ひとつだけジレンマがある。それは、書きたいことが全然書けなくなったことだ。

人気のあるブログを作るなら、方向性は決まる。「読者が読みたいものを書く」。それだけ。そして、できれば書くジャンルの軸を定める。プログラミングならプログラミングについて主軸に書く、バスケットならバスケットを主軸に記事を作る。こうすることで、Googleはそのブログを「これは●●について専門性が高いブログなんだな」と認識して、情報の質が良ければ上位に表示させる。

検索エンジンに評価されるためには、確かにこの方法は正しいのだが、これだと自分の書きたい通りに書けなくなってしまうのである。

たとえば、今実際にこの記事を書いているが、読者が読みたいものではないだろう。こんなどこの誰かのわからないヤツの独り言なんて、誰も読みたくはない。

それに、普段と違うジャンルの内容の記事を書くときは「こんなこと書いていいかな?」「既存の読者にどう思われるかな?」などと、変に考えてしまう。

しかし、ブログを書いていたら「ただ適当な記事を書いて自己満足にひたりたい」というときもあるのだ。

それをやることで何か新しいことを思いつくかもしれないし、自分の頭のなかにあるものを吐き出すので、ストレス解消や情報整理にもつながる。

だが、人気のあるブログにしようとすると、その情報整理を読者が読みやすいように加工する必要がある。

最近、このジレンマがひどくなってきたというのもあり、当ブログを作成した。

ほとんど適当に書くだけのブログなので、書く時間は15分以内と決めている。今もこうして書き始めて15分たったので、そろそろ終わりにしようと思う。

15分で約1,000文字書けるようになったのは、ブログを3年書き続けていた成果なのかもしれない。少しは早くなったなあ。