経営者は経営に専念して欲しいというのが平社員の考えだ
タイトルの通りである。
『経営者は、経営に専念すべき』だ。というか、平社員の立場から言うと、「頼むから専念してくれ」という想いだ。今回の15分間ブログでは、昔から続く「経営者はプレイヤーであるべきか、経営に専念すべきか」という論争に一言物申す。15分でね。
では、なぜ経営者は経営に専念すべきか?について。これはつまり、「いつまでもプレイヤーでいるな」とも言い換えられる。
プレイヤーで居続けると、最終的に顧客に迷惑がかかるのである。プレイヤー社長はすべてを自分の権限で決めたがる。メールの内容、企画など、とにかくすべてが自分の思い通りにならないと気がすまない。
すると社員はどう思うか?
「ああ、自分は信頼されていないだな」
と、モチベーションが下がってしまうのである。
私は過去に3社、人数が20〜30人ほどの中小企業で働いた経験があるが、中小企業の社長ほど、社員に権限を与えられないと感じている。しかも、それが創業者だともっとそれがひどくなる。ベテラン社員の書くメールでさえ、逐一チェックするのだ。
社長がそんなことに時間をかけていると、社員は信頼されていないと疑心暗鬼になるし、そもそもそんなことを考えるくらいならどうやって残業を減らすかなどの、社員が働く環境をどう良くするかという面について考えて欲しい。
要するに、勇気を持って、社員を信じて仕事を任せて欲しいということだ。
私たちだって、会社に迷惑をかけたいなどとはこれっぽっちも思っていない。むしろ逆で、貢献したいと思っている。売上を上げて、会社を成長させたいのだ。
創業社長は、自分の能力が高いから他の社員の悪いとこも見えてしまうかもしれない。それはわかる。
でも、任せないと人は成長しない。さらにいうと、自分で決めて、自分で行動し、失敗しないとその人の経験値はいつまでたっても貯まらないのだ。
こうしていくなかで、会社全体として成長していけるのだと思う。
あ、もう15分だ。今日も不完全なアウトプットだったなあ。